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ダルマストーブの参考資料

ダルマストーブの輻射熱

 
輻射式ストーブと対流式ストーブ

①輻射熱を出すダルマストーブ
 薪ストーブには輻射式ストーブと対流式ストーブはあります。
ダルマストーブに代表される輻射式ストーブの特徴は、薪を燃やしてストーブ本体が熱くすることで、周囲の空気を温めるとともに、目に見えない熱線を周囲全体に照射して熱線の当たった場所を温める仕組みになっています。

 この目に見えない熱線が輻射熱と呼ばれるもので実際には遠赤外線です。つまりストーブより周囲に発せられた遠赤外線が離れた位置の対象物に到達した際、電子レンジと似たような作用で対象物に振動を与えることで発する熱が輻射熱なのです。遠赤外線は実際には皮膚のほんの少し内側を直接的に発熱させる効果があり、毛細血管の血液が温まることで全身に温かい血液が流れて効果的に体を温めることができます。よって輻射式の薪ストーブを部屋の中央に置くと高い暖房効果が得られます。

対流式は本体外側を二重構造にして外側のパネルが輻射熱を遮り、両者の間の空間の空気を温めて放出します。よって対流式の薪ストーブの温まり具合はファンヒーターに近く、輻射熱のような直接的な温まりを期待できません。しかし輻射熱が出ませんのでより壁に近づけて配置できます。



輻射式ストーブの輻射熱の例
 
②輻射熱を出すヒーター
 冬の寒い日、たとえば外気温が15度の時、カーテンを閉めた暗い部屋でファンヒーターを使って部屋の温度を20度にしたとします。当然室内の家具の温度は20度以上になりません。しかし同じ部屋で温風ヒーターを使って部屋の温度を20度にしてカーテンを開けて太陽の光の入ると、太陽の強い日差にあたった家具の温度は室温の20度を超えます。室温は温風ヒーターを使って同じ20度にしたのに、太陽の光の当たった場所は遠く離れた太陽の遠赤外線により温められたことで20度を超えたことになります。

 輻射式ストーブにも同じ効果が期待できます。つまりダルマストーブはファンヒーターと太陽の日差しの役割を果たし、部屋の空気を温めるとともに輻射熱を発することで周りの壁や家具、冷え切った体を温めることができます。



  ストーブと遠赤外線

輻射熱を出す石油ストーブ

 

①のダルマストーブは、鋳物製ですのでケイ素や炭素を含んでいるため加熱することで効率よく遠赤外線を発することができます。

②の遠赤外線ヒーターは、通常の輻射式薪ストーブと異なり空気を温める能力はあまり高くないですが、鏡面のような金属は効率よく遠赤外線を特定方向に反射して対象物を発熱させることができます。

③の石油ストーブは鉄自体は遠赤外線を多く発しませんが表面をセラミック塗装して加熱することで効率よく遠赤外線を発します。


参考1
遠赤外線をよく吸収する材質を挙げると、水、天然および合成樹脂、ゴム、塗料、木材、繊維、紙、各種動物性・植物性食材、ガラス類、天然および人工セラミックス類があります。

参考2
セラミックスとは、アルミニウム、珪素、マグネシウム、ジルコニウム、チタン等の各種金属元素と酸素、窒素、炭素、硼素等との無機化合物、及びそれらの複合化合物の総称です。



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